だけど、妊婦じゃない私もこの本はとーっても面白くて
一気に読んでしまった。
とっても素敵なお産をされていて、感動。
私もお産する時がきたら、こういうお産をしたいなあ。
とか、そんな気配すらないのに、頭ん中で妄想を繰り広げてました。
お産をすると女性の体は、変化するんだって。
お産をしたことのない女性の体は、「青い林檎」という表現をするらしい。だから、お産をした女性は熟した真っ赤な林檎、という事だろうか。それほど、出産を通じて女性の体は美しく変化するらしい。
綺麗なお産をし、産後のケアをしっかりすると、骨盤も引き締まり、体系も綺麗に変化するらしいのだ。
女性の体って素晴らしい。
女性の体は男性の体よりも何倍も複雑に作られていて、
内臓とか物質的なものだけでなく、そこには不思議な力が存在しているような気がする。
何か、語ってしまったけど・・
常々こういうことを考えたりしている訳で
私の頭ん中はどんどん「赤ちゃん一色」になってきている。
不思議だー。こう思い始めた事自体、不思議。
何かと関係があるんじゃないか、、とか思ってしまう。
その時期が近づき始めると、今まで全く気にならなかった事が
急に気になりだしたり・・ そんな事ってよくある。
あの人元気かしら？と、久々にとっても懐かしい人を思い出すと
偶然その人から電話かかってきたり・・
「そうそう！今考えてたのよー」って事がよく起こる。
何か人の見えない力が、働いてるような気がする。
そういう力って絶対あると思う。
あの頃、名前を聞けば誰もが驚く男性とお付き合いしていて（不倫），
彼のマンションに住んで、欲しいもの買ってもらい、古い言い方で言えば、囲われてるっていうの？そんな生活をしていた彼女。
バーキン持って、ベン○乗って、周りで飲んでる人たちにまでシャンパンやらワインやら振舞っちゃうような飲み方。
どうやら、別れたという話は聞いてた。
で、その相手の男性は、あれだけ振る舞いが良かったのに、
別れ話を切り出された途端、買ったもの全て返せって言って、全部没収したらしい・・・
やることちっちゃい。。
別れる時って、その人の本性出るよね。。
それからは、ごく普通のサラリーマンと付き合っている、とまでは聞いていたけれど。
昨日彼女は、買い物カゴ持って、値引きになっている魚を必死に選んでた。
5年の月日は、長いなあ....と感じた。
彼女にとっても、ほんとーに色々あったんだろう。
私も、つい最近のことのように思えてしまうけれど、この5年実に色々あった。
この世の終わりだ、生きてけないと傷ついたことも。
でも、今こうやって幸せに過ごしてる。そんな事をすっかり忘れたかのように。
人というものは、辛い事も嬉しい事もいつかは忘れ、前を向いて生きて行くように作られてるんだな、と。
そんなどうでもよいことを考えながら、買い物袋ぶら下げ、気持ちよい夏の始まりを感じる風を感じながら帰った。
・本を読み終えた。
まだまだこの本を読むには、甘い身分だと思うけれど、ちょっと覗き見してみたくなった反面、必要としてる答えが見つかりそうな気がして。
近づいていても、離れていても、結局は帰る場所が同じ場所であって、
離したくても離れない存在。生活の一部に相手が存在してる。
失くすものもあるかもしれないけれど、それと引き換えに手に入れるものは、とっても深いものだろう、と思う。
どれだけ築きあげてきたものでも、壊れる時は一瞬。
それを見ているからこそ、不安になったり、怖くなったりするのだけれど。
読み終えてから、しばらく色々考えさせられました。
