フレンチレストランにて。

・先日彼と行ったフレンチレストランにて。

彼の前好きだった女の人に、勝手に勝ったと思ってみた。

関係のない話題から、私の上司の話になり、その奥さんの話になった。

彼は怒っていた。
7年経った今でも、好きだと言われたやらご飯に誘われたやら、人に言いふらしているのが腹が立つ、と。しかも、本当のこともあるけれど、どうやらそんな記憶がないような事まで言われているらしいのだ。
それも俺の今の大切な人にまで。と。
あの頃の自分は、自分の好みの女とみれば手当たり次第いっていた、　らしい。確かに、30までの彼はヒドかった...
今思えば、その頃の好きという言葉でさえも軽くて、軽いからこそ簡単に口に出せたんだ、と。
だから、もし今会う事があれば、ある事ない事を言うのは辞めてくれないか、と本当に言ってやりたい。
と、彼は言っていた。
いつもの彼には珍しく、感情的になっていた。
きっと、少し前もこの事で私達の間がイヤな雰囲気になったからだと思う。

わたしはあれから、自分の言ったことをすごく後悔していて、自分なりに消化ができた。

私は、あの時○○を責めてしまったこと本当に後悔したし、自己嫌悪に陥った。でも思ったことは、過去の事を引きずっていたり、そういうことをネタにして楽しんでるような人とわたしは違う。わたしは、そういう人とは合わない。会って話して嫌な気分にさせられるような人とは、今後付き合う必要がないと思ってる。だからこれからは付き合わないし、その人達の事でこうやって時間を使うのももう嫌なの。

って言った。

彼の顔がいきなりとっても柔らかくなって、
そうだよね。言う通りだよ。俺もそう思う。もう止めよう。と、彼。

やっと、自分の中からイヤなつっかえが取れて新しい風が通り抜けた。
何故か、これからも付き合っていかなくてはいけない人。って思っていたから自分で自分の首を締めてた。
今まで通り、自分にとって大切だと思える存在の人を大切にしよう。
例えば、隣に居るとってもとっても大切なわたしの一番の理解者である彼を。



・久しぶりに実家に帰って、お母さんとお父さんとたくさんお話した。久々にわたしの顔を見て、クシャッとした笑顔で迎えてくれる母。大切な娘を見る優しい目で見てくれる父。子供はいつまでたっても、子供なんだね。
結婚をして、親の存在をより一層深く感じた。

わたしが欲しいって言ってたディオールの香水を誕生日プレに頂きました。ありがとう。

今日は、彼が出張から帰ってくる。
大好きなカキフライで迎えてあげよっと。