想像もしていなかった連休の出来事
2005年2月14日連休。カレと旅行。カレが一番古い仲良い友に会わせたい、と片道6時間、高速をブッ飛ばし、カレの生れ育った街へ連れてくれた。
カレの友は、想像していたよりも、もっと素敵な、やわらかい雰囲気を醸し出す、紳士な人だった。食事に用意していてくれたお店は、力の入らないフレンチのお店。でも、有名なシェフが独立されて出されたお店とかで、お料理はどれも本当美味しかった。狭い店内は、予約でいっぱい。お魚が新鮮なせいもあるだろうけれど、一品一品の上品な味付け、盛り付け、用意して頂いたワインととてもよく合った。
カレの友の家庭の話、カレの学生時代の話を聞きながら、食事とワインを楽しむ。カレの友に進められるまま、どんどんワインも進んだ。けっこう酔ってしまった。
お店を出る時、シェフの方が挨拶しに来てくれた時、フラフラしながら、ただただ「本当に美味しかったです」としか言葉が思いつかず、それを繰り返していたような記憶がある。
お酒が入ってなかったらもっと小マシな事言えただろうに・・恥ずかしい。
二軒目。カレの友、私、カレの順番で座る。大好きなマー○ィンゲイのレコードをかけてもらいながら、柑橘系のスッキリしたカクテルを頼む。
カレが席を外し、カレの友と二人きりになった。この状況とてもドキドキする。カレが普段私に言えない事、友達には話してることを、絶対に友達が私に探ってくるから。この状況を手に入れた時、私はどんなに酔っていても、普段の何十倍もの敏感なアンテナを持つ。
カレの友は、「ケッコンは考えてないの?」と言った。
そして、「カレは考えてるよ」とサラッと付け加えた。今まで聞けなったその言葉がカレの友の口からとっても簡単に聞きだすことができた。
ケッコンという言葉に過剰に反応し、避ける習性を持っていたあたしが、避けなかった。というか、嬉しく幸せを感じた。運命の人ってやっぱり存在するのだろうか。あるとしたら、カレがそうなのかしら。酔った頭がグルグル回った。
カレと手を繋ぎ、ホテルに戻り、二人ベッドに寝転がり、私は賭けに出てみた。
「ね。私に何か言うことない?」
カレは私の顔を覗きこみ、「ん?どした?好きだよ」
「それは何回も聞いてる。もっと言う事ないの?」
何度も何度も聞く私に、カレはいつもと違う私の変化に気づいたらしい。そして、私が待っていた言葉を初めて彼の口から聞いた。
そして、カレがこの時の為に、と用意していてくれたという、リングをプレゼントされる。私のサイズを知らなかったそのリングは少し大きくてブカブカだったのだけれど。ブカブカのリングを私と会うときは常に持ち歩いていたというカレをとても愛しく感じた。
臭いかもしれないけれど、運命の人ってやっぱり存在するのだと、思う。そしてタイミングはとても大切なものだ、と。
同じ言葉を言ってくれた過去の人。その度に、妥協やケッコンの意味について深く考えた。
でも、今回は、違った。カレと一緒に居たい、そんな想いしか私にはなかった。お互いの気持ち、そして周りの環境さえ揃えばケッコンとは意外に簡単なものなのかもしれない。(てか、それが難しいんよね・・)
ケッコンに対して明るい未来を持たせてくれたカレ。私みたいな気持ちの持ち主であっても、この人って思える人ができたら、全てに対して気持ちが180度変わるんだから。この私がケッコンなんて・・ねぇ、フシギ。本当にケッコンしちゃうのだろうか。
いやあ、ほんとスゴイってば。
カレの友は、想像していたよりも、もっと素敵な、やわらかい雰囲気を醸し出す、紳士な人だった。食事に用意していてくれたお店は、力の入らないフレンチのお店。でも、有名なシェフが独立されて出されたお店とかで、お料理はどれも本当美味しかった。狭い店内は、予約でいっぱい。お魚が新鮮なせいもあるだろうけれど、一品一品の上品な味付け、盛り付け、用意して頂いたワインととてもよく合った。
カレの友の家庭の話、カレの学生時代の話を聞きながら、食事とワインを楽しむ。カレの友に進められるまま、どんどんワインも進んだ。けっこう酔ってしまった。
お店を出る時、シェフの方が挨拶しに来てくれた時、フラフラしながら、ただただ「本当に美味しかったです」としか言葉が思いつかず、それを繰り返していたような記憶がある。
お酒が入ってなかったらもっと小マシな事言えただろうに・・恥ずかしい。
二軒目。カレの友、私、カレの順番で座る。大好きなマー○ィンゲイのレコードをかけてもらいながら、柑橘系のスッキリしたカクテルを頼む。
カレが席を外し、カレの友と二人きりになった。この状況とてもドキドキする。カレが普段私に言えない事、友達には話してることを、絶対に友達が私に探ってくるから。この状況を手に入れた時、私はどんなに酔っていても、普段の何十倍もの敏感なアンテナを持つ。
カレの友は、「ケッコンは考えてないの?」と言った。
そして、「カレは考えてるよ」とサラッと付け加えた。今まで聞けなったその言葉がカレの友の口からとっても簡単に聞きだすことができた。
ケッコンという言葉に過剰に反応し、避ける習性を持っていたあたしが、避けなかった。というか、嬉しく幸せを感じた。運命の人ってやっぱり存在するのだろうか。あるとしたら、カレがそうなのかしら。酔った頭がグルグル回った。
カレと手を繋ぎ、ホテルに戻り、二人ベッドに寝転がり、私は賭けに出てみた。
「ね。私に何か言うことない?」
カレは私の顔を覗きこみ、「ん?どした?好きだよ」
「それは何回も聞いてる。もっと言う事ないの?」
何度も何度も聞く私に、カレはいつもと違う私の変化に気づいたらしい。そして、私が待っていた言葉を初めて彼の口から聞いた。
そして、カレがこの時の為に、と用意していてくれたという、リングをプレゼントされる。私のサイズを知らなかったそのリングは少し大きくてブカブカだったのだけれど。ブカブカのリングを私と会うときは常に持ち歩いていたというカレをとても愛しく感じた。
臭いかもしれないけれど、運命の人ってやっぱり存在するのだと、思う。そしてタイミングはとても大切なものだ、と。
同じ言葉を言ってくれた過去の人。その度に、妥協やケッコンの意味について深く考えた。
でも、今回は、違った。カレと一緒に居たい、そんな想いしか私にはなかった。お互いの気持ち、そして周りの環境さえ揃えばケッコンとは意外に簡単なものなのかもしれない。(てか、それが難しいんよね・・)
ケッコンに対して明るい未来を持たせてくれたカレ。私みたいな気持ちの持ち主であっても、この人って思える人ができたら、全てに対して気持ちが180度変わるんだから。この私がケッコンなんて・・ねぇ、フシギ。本当にケッコンしちゃうのだろうか。
いやあ、ほんとスゴイってば。
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