休み前日21時家でまったりする女。

金曜の晩。
しっかり家に帰り、スパイダーマン見てる私ってどーなの？

同じ会社の営業マン、懐かしいB君から連絡はいる。
彼とは、昔恋愛関係に少し陥った、なんて事はもう考えられないくらいの関係。
”実はさあ、昨日初めてウーピーと飲みに行ったんだ”と話す彼。
”うそー！どーだった？”
”悪女やわ。でもすごくイイ人。優しいわ”
だと。
あなたも完全にウーピーの罠にハマったのね！彼はきっと片足突っ込んだはず。
私は、みんなで飲みに行った帰りに、2軒目のお店を考えているウーピーに”どこか行かれるのですか？”と低調に尋ねたものの、”駅はあっちですよ”と帰りの方面を指さされた。あの時の光景が蘇る。もちろん、それでもその場へ居座る気もなく、”あっそうですか。お疲れさまでした”とニコリと返し、1人寂しく帰ったのだけれど。
決まってみんな言う。
”ライバル視されてるのよ””認められたってことじゃん、良いことよ”
でもねぇ・・・勝手にライバル視されても、たまらない。
私はライバルだと思ってないですから。

そんな人を、優しい。というB君に耳を疑った。
それが彼女のウマさなのよ。
女に冷たく、男に優しく。
敢えてB君には、何も言わず、”そうなんだあ・・・”とだけ返しておく。
人には、それぞれ特技ってもんがあるもんだ。

既婚者SHからメール。
”最近気になるお店はないの？”という彼の問いに対し、
”○ル・ギオットーネ”と有名な予約のなかなか取れないイタリアンを指名した。
案の定、誘われる。
断る。
せっかくだけれど、ここの美味しい食事は、好きな人と食べたいの。
全くもう！既婚者は既婚者らしく、控えて欲しいものだわ！
せめて、口説くときは結婚指輪外してくれないかしら！失礼！