助けたい。少しでも力になりたい、強くそう思う。ほんの少しでもいいから支えになれたら、彼のためというより、自分に対してでもあって。
言葉で気持ちを伝えることができて、手があって足があって、目も見える。何不自由ない体。何でもできる。どこへでも行ける。暖かさを伝えることもできる。でも、今の私には何もできなくて、ただ、1日を、何もなかったように淡々と普段通りにこなしていくだけ。唯一の気持ちを伝える手段の言葉でさえ、とても軽く感じる。
同じ場所、その空気を感じれる全ての人に嫉妬し、そして何もできない自分に苛立つ。

”こうやって話を聞いてくれるだけで、本当に助けてもらってる。○○がいるから、乗り越えられてるんだよ”とかすれたカレの声が受話器から聞こえ、その度に、カレには私のまだ知らない生活がある、そう実感し、遠い人のように感じてしまう。

もっとカレの近くに行きたい。
強く強くそう思う。

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