間違ったブランドの使い方

土曜の昼。

美容室へ。カット＆カラー。今回は、リタッチではなく、全体的に色を合わせてもらう。色はオレンジ系。少し明るくしてみる。
担当の32才の店長の手さばきを見ながら、私の前に座っている男性について、話す。
どこかで見たことあるなあ・・・とその人を見たときから思っていたのだけれど、やっぱりそのはず。私がよく行く鳥料理屋のオーナーらしい。今では3店舗まで展開させ、28才にしてスゴ腕の持ち主。そんなオーナーを見ながら、私達が話していた事とは、彼の着ている洋服について。
まず、すべてブランド。ギトギトなのよ。しかも全てバラバラのブランドで統一感がない。聞けば、昔はそんな感じではなかったが、お店が流行るごとに身につけるモノが高価になっていっているらしい。それを聞いてしまった私は、もうお店に行く事はないのだけれど。いくら雰囲気がよくても、お料理が美味しくても、ムリだ。
身につけているもの。
・エルメス、チョーカー
・D＆Gでっかいロゴ入りベルト
・フランクミューラー時計
・アルマーニTシャツ
・グッチローファー
ブランドとは関係ないが、許せないところ。
・Tシャツをパンツにイン（ありえない）
・キレイにカットしすぎていて細い眉（GL○Yのボーカルのよう）
・自分は見られていると思っている（チラチラこっちを気にしている）
とにかく、私が生理的にムリな感じなのだ。付ければイイってもんじゃない。間違っている。
そんなことを、担当の店長と話していた。
担当の店長は、といえば、32才にして、2店舗の経営者。
・所々デザインで破れているボーダーロンTにパンツ。クロムハーツのチョーカー。ニット帽。髭あり（またこの髭がいい感じの生え方なの！）
私はこっちの方がよっぽどタイプ。

カラーを全体的にしたので、少し髪がゴワついているのが気になる。近いウチに、ヘアトリートメント専門店へケアしに行く予定。

夜。バーテン女友達Nの彼氏のお誕生日だったので呼び出される。
Nとデパ地下へ行き、バースデーケーキを購入。グラマシーニューヨークの生クリームケーキとマールブランシュの王道モンブランを。
その後、カフェにて軽食をとる。パンやら、グラタンやら、リゾットを頼み、シェアして食べる。

お腹を満たし、Nのバーへ。飲みながら、Nの彼氏や友達を待つ。
徐々にみんな集まり、何個ものケーキでお祝いし、プレゼントお渡し会が行われた。みんなの持ってきたたくさんの種類のケーキに甘党の私もさすがに気持ち悪くなり、お酒に走る。
ビール→コスモポリタン→ビール→カクテル、といったおかしな組み合わせで。このコスモポリタンはもちろんキャリーの影響。飲んでみたかったの。とても飲みやすいけど、強いから油断できない。
彼と友達以外の前では、飲めないね。

みんなは朝までお祝いだったが、私は訳ありだったので終電で帰宅。